トンビ [ドッグラン]
鳶に油揚げをさらわれる・・・とは少し違うけれど、いやある意味間違ってはいない、とにかく呆気に取られたルディパパです。
・・・もとい、ルディパパとルディママとぴんパパと元気銀河パパと元気銀河ママです。
土曜日にBiwaDOGで遊んでいた時の珍しい体験とついでに考察・・・。
とんび・・・。
何年か前に重松清原作で当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった内野聖陽が主演したドラマ・・・って違うわっ!、
トンビ・・・鳶です。鳥です。
ルディ家地方では「トンビ」と呼ぶので以下トンビと書きます。
・ノーリードでチワワを遊ばせていたらトンビが突然降りてきてチワワを連れ去った。
・公園に捨てられていた子猫をトンビが連れ去った。
現実にそういう場面に出くわした事はないとしても、そういう話を聞いたことがありませんか?
厳密にいうと、聞いたこと、ってより読んだこと、ですね。ネットにはそういう話が溢れています。
小型犬飼い主としては不安になりますよね。攻撃された場合は助けようもあるけれど、上空に連れ去られたら飛べない人間は手も足も出ない。
ルディパパの個人的な考えでは、前者はあり得ず、後者は産まれたばかりの子猫ならあり得るかも・・・と思っています。
小型犬を連れ去った、というのは都市伝説っぽいです。
猛禽類であるトンビは、カラスと比べても大きくて、チワワくらいなら連れ去りそうな気もしますが、実は体重は1キロに満たない。鳥は自分の体重以上の重さのものを持ち上げて飛ぶ事はできないそうです。
そうなるとトンビは、1キロ以上の物体を持ち上げることはできないのです。例えが悪いかもしれませんが、4キロのルディは、4キロのドッグフードを咥えて持ち上げるのも無理かというところで、4倍の12キロは絶対持ち上げられないだろう。引きずってはいくかもしれないけれど。
更にトンビは基本的にスカベンジャー(屍肉を捕食する)なので、生きている動物を襲うことは稀です。わざわざ自分より重い小型犬を襲うことはないでしょう。
性格も警戒心が強いらしい。
江の島でトンビが、人間が手に持っている食物を取ったりすることが問題になっていますが、それを考えると頭のいい鳥だと分かりますし、慣れると警戒心も緩くなるようです。
しかし、トンビが小型犬を連れ去ることができるのなら、もっともっと問題になっているだろう。何故なら日本にはトンビは多く生息しているからです。
BiwaDOGは琵琶湖がすぐ側だということもあって、琵琶湖岸を寝ぐらにしているトンビが多数上空を旋回しているのは前から気になっていました。けれど、江の島のトンビと違って琵琶湖のトンビは人間の持っている食物を取ったりする大胆さはなく、ルディパパ達は下から見上げているのが常だった。
この日、BiwaDOGではいつも遊んでいる広いフリーエリアには大型犬が数匹いたので、145坪ほどの小型犬エリアでしばらく遊んでいました。やや細長い感じのラン。
銀河が咥えているのはタケノコのおもちゃ。
銀河といえばタケノコのおもちゃ、というぐらい毎回タケノコのおもちゃで遊びます。
タケノコのおもちゃを投げて、銀河やルディが取りに行って・・・というような遊びをしているうちにルディパパも持ってきたおもちゃを投入し、ぴん太家のワニも投入されました。ワニは案外人気がなかった。それはあまり本題に関係ない。けど、人気がないのは多分ワニに見えないからだ(しつこい。真の理由はルディと銀河はデカピンではなく、太ったワニは少々咥えにくかったと推測します)。
その時、銀河はルディパパが持ってきたおもちゃに夢中になって独占してカミカミしていたので、タケノコはラン上に放置されていた。
それでもおもちゃを投げるとルディと銀河は追いかけて走るので、ルディパパは再びおもちゃを投げようと、タケノコに歩み寄った。
その時!
えっ!?
えっ!?
降りてきたがね~!!
滑空状態で降りてきたのか、まるで音はなく、そのさまはゴーアラウンド・・・即ち滑走路で着陸状態にあった航空機が問題ありで着陸を中止して再び飛び去ったかのような、そんな感じでした。
トンビは、タケノコを連れ去った・・・。
ルディパパの目前で、一瞬の出来事。
一瞬過ぎて、ルディパパもぴんパパも写真は撮れませんでした・・・。
呆気にとられる五人。ちなみにぴん太ママは席をはずしていて・・・興奮のるつぼに参加できなかったという・・・。
この時、同じランには1〜2キロと思われるチワワもいたのですが、トンビはチワワには目もくれず、最初から食物だと勘違いしてタケノコを目掛けて急降下してきたものと思われます。
ヤツらは、上空をただ旋回している訳ではなく、しっかり観察していたのです。
上空から見ると豆粒のようなタケノコを識別していたことに驚愕。視力が非常に優れているというのは本当だった。ただ、食物かどうかまでは識別できてはいないけれど。
そして、1発で成功という見事なキャッチ力にも驚愕しました。
"鳶に油揚げをさらわれる"ということわざは、大事なものを不意に横からさらわれる、という意味なのですが、ある意味油揚げをさらわれました。
ルディパパが抱いていた、"BiwaDOG付近のトンビ達は、人間を警戒しているので降りてくることはない"という大事な神話的なものがトンビによってさらわれて崩れたのです。
ヤツらは条件が整えば降りてくる!
その後、トンビは降りてきませんでしたが・・・。
やはり不気味だったのは正直な気持ちです。あり得ないとは分かっていても、ルディ達が連れていかれたらどうしよう?とチラっとくらい思ってしまったのも事実。
振り返ってみると今回のトンビの行動は、やはり攻撃性はなく泥棒的な行動。ルディ達には興味がなく、タケノコだけをかっさらっていきました。
実際に側で見ると翼を広げたその姿は大きいけれど、小型犬を連れ去ることはない、というのは本当だと確信しました。
でも、BiwaDOG付近のトンビが大胆になるのは困ります。
トンビ、タケノコをどうしたのだろう。トンビが餌を巣に持ち帰るのは繁殖期だけ。どこかですぐに食べようとしたはずです。
食べようとして、
「食物ではない!タケノコだけど!」
と、放棄したに違いありません。
今頃琵琶湖に浮いている・・・いや、突かれて穴が開いて沈んだかな・・・銀河のタケノコ。
鳶にタケノコをさらわれる・・・銀河には悪いけれど、食べ物でなかったことは幸い。味を占める事はないだろう。
でも、”捕獲成功”ってことには味を占めたかもしれないので、これからはオヤツとかも気をつけなければ・・・。
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・・・もとい、ルディパパとルディママとぴんパパと元気銀河パパと元気銀河ママです。
土曜日にBiwaDOGで遊んでいた時の珍しい体験とついでに考察・・・。
とんび・・・。
何年か前に重松清原作で当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった内野聖陽が主演したドラマ・・・って違うわっ!、
トンビ・・・鳶です。鳥です。
ルディ家地方では「トンビ」と呼ぶので以下トンビと書きます。
・ノーリードでチワワを遊ばせていたらトンビが突然降りてきてチワワを連れ去った。
・公園に捨てられていた子猫をトンビが連れ去った。
現実にそういう場面に出くわした事はないとしても、そういう話を聞いたことがありませんか?
厳密にいうと、聞いたこと、ってより読んだこと、ですね。ネットにはそういう話が溢れています。
小型犬飼い主としては不安になりますよね。攻撃された場合は助けようもあるけれど、上空に連れ去られたら飛べない人間は手も足も出ない。
ルディパパの個人的な考えでは、前者はあり得ず、後者は産まれたばかりの子猫ならあり得るかも・・・と思っています。
小型犬を連れ去った、というのは都市伝説っぽいです。
猛禽類であるトンビは、カラスと比べても大きくて、チワワくらいなら連れ去りそうな気もしますが、実は体重は1キロに満たない。鳥は自分の体重以上の重さのものを持ち上げて飛ぶ事はできないそうです。
そうなるとトンビは、1キロ以上の物体を持ち上げることはできないのです。例えが悪いかもしれませんが、4キロのルディは、4キロのドッグフードを咥えて持ち上げるのも無理かというところで、4倍の12キロは絶対持ち上げられないだろう。引きずってはいくかもしれないけれど。
更にトンビは基本的にスカベンジャー(屍肉を捕食する)なので、生きている動物を襲うことは稀です。わざわざ自分より重い小型犬を襲うことはないでしょう。
性格も警戒心が強いらしい。
江の島でトンビが、人間が手に持っている食物を取ったりすることが問題になっていますが、それを考えると頭のいい鳥だと分かりますし、慣れると警戒心も緩くなるようです。
しかし、トンビが小型犬を連れ去ることができるのなら、もっともっと問題になっているだろう。何故なら日本にはトンビは多く生息しているからです。
BiwaDOGは琵琶湖がすぐ側だということもあって、琵琶湖岸を寝ぐらにしているトンビが多数上空を旋回しているのは前から気になっていました。けれど、江の島のトンビと違って琵琶湖のトンビは人間の持っている食物を取ったりする大胆さはなく、ルディパパ達は下から見上げているのが常だった。
この日、BiwaDOGではいつも遊んでいる広いフリーエリアには大型犬が数匹いたので、145坪ほどの小型犬エリアでしばらく遊んでいました。やや細長い感じのラン。
銀河が咥えているのはタケノコのおもちゃ。
銀河といえばタケノコのおもちゃ、というぐらい毎回タケノコのおもちゃで遊びます。
タケノコのおもちゃを投げて、銀河やルディが取りに行って・・・というような遊びをしているうちにルディパパも持ってきたおもちゃを投入し、ぴん太家のワニも投入されました。ワニは案外人気がなかった。それはあまり本題に関係ない。けど、人気がないのは多分ワニに見えないからだ(しつこい。真の理由はルディと銀河はデカピンではなく、太ったワニは少々咥えにくかったと推測します)。
その時、銀河はルディパパが持ってきたおもちゃに夢中になって独占してカミカミしていたので、タケノコはラン上に放置されていた。
それでもおもちゃを投げるとルディと銀河は追いかけて走るので、ルディパパは再びおもちゃを投げようと、タケノコに歩み寄った。
その時!
えっ!?
えっ!?
降りてきたがね~!!
滑空状態で降りてきたのか、まるで音はなく、そのさまはゴーアラウンド・・・即ち滑走路で着陸状態にあった航空機が問題ありで着陸を中止して再び飛び去ったかのような、そんな感じでした。
トンビは、タケノコを連れ去った・・・。
ルディパパの目前で、一瞬の出来事。
一瞬過ぎて、ルディパパもぴんパパも写真は撮れませんでした・・・。
呆気にとられる五人。ちなみにぴん太ママは席をはずしていて・・・興奮のるつぼに参加できなかったという・・・。
この時、同じランには1〜2キロと思われるチワワもいたのですが、トンビはチワワには目もくれず、最初から食物だと勘違いしてタケノコを目掛けて急降下してきたものと思われます。
ヤツらは、上空をただ旋回している訳ではなく、しっかり観察していたのです。
上空から見ると豆粒のようなタケノコを識別していたことに驚愕。視力が非常に優れているというのは本当だった。ただ、食物かどうかまでは識別できてはいないけれど。
そして、1発で成功という見事なキャッチ力にも驚愕しました。
"鳶に油揚げをさらわれる"ということわざは、大事なものを不意に横からさらわれる、という意味なのですが、ある意味油揚げをさらわれました。
ルディパパが抱いていた、"BiwaDOG付近のトンビ達は、人間を警戒しているので降りてくることはない"という大事な神話的なものがトンビによってさらわれて崩れたのです。
ヤツらは条件が整えば降りてくる!
その後、トンビは降りてきませんでしたが・・・。
やはり不気味だったのは正直な気持ちです。あり得ないとは分かっていても、ルディ達が連れていかれたらどうしよう?とチラっとくらい思ってしまったのも事実。
振り返ってみると今回のトンビの行動は、やはり攻撃性はなく泥棒的な行動。ルディ達には興味がなく、タケノコだけをかっさらっていきました。
実際に側で見ると翼を広げたその姿は大きいけれど、小型犬を連れ去ることはない、というのは本当だと確信しました。
でも、BiwaDOG付近のトンビが大胆になるのは困ります。
トンビ、タケノコをどうしたのだろう。トンビが餌を巣に持ち帰るのは繁殖期だけ。どこかですぐに食べようとしたはずです。
食べようとして、
「食物ではない!タケノコだけど!」
と、放棄したに違いありません。
今頃琵琶湖に浮いている・・・いや、突かれて穴が開いて沈んだかな・・・銀河のタケノコ。
鳶にタケノコをさらわれる・・・銀河には悪いけれど、食べ物でなかったことは幸い。味を占める事はないだろう。
でも、”捕獲成功”ってことには味を占めたかもしれないので、これからはオヤツとかも気をつけなければ・・・。
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2018-11-14 00:51
nice!(135)
コメント(8)
こちらでも、トンビって言いますよ
野生の鳥さんが、小動物を捕らえる場面をテレビで観ることはありますが、小型犬は無理っぽいですよね。
うちには、ちゃんぷが居るので結構、不安でしたが、2kg以上あるので大丈夫かな
それでも、お庭で、ノーリードの時は、ついつい大きな鳥さんが居ないか確認してしまいます
田舎ですし、田圃のすぐ側なので、常に色んな鳥さんが居ますからね
それにしても、パパさんが、お怪我なくて良かったです
by ののりん (2018-11-14 18:15)
うーっっっ!
見たかった!見たかったよぉぉ〜!!
‥銀河くんには悪いけど( ;∀;)
でも、ホントわんこ達に何もなくて良かったです(^^;)
変に人慣れ・犬慣れされると困りますもんね。。
by ぴん太ママ (2018-11-14 21:42)
初めましてm(._.)m
以前から楽しく読まさせていただいています!
8歳のミニピンと共に
新潟に住んでおります(*´∀`)
トンビこわいですよね...
こちらもお花見の時期に
トンビが上空を旋回していて
屋台で買ったものを
一瞬にして奪われたりします...( ☉_☉) パチクリ。
BBQ場やキャンプ場なんかは
トンビに注意の看板なんかもあります!
by レオ (2018-11-14 22:49)
>ののりんさん
ちゃんぷはヤバいですね〜(-。-;
トンビに連れていかれることはないと思いますが、猫やカラスにも注意ですね。
飛龍がガン吠えで守ってくれるかな?(笑)
ご心配ありがとうございます!
トンビは人間にも犬にも攻撃する感じはなかったです(^^;)
by ルディパパ (2018-11-15 12:40)
>ぴんだママさん
一同、ぴん太ママがいなかったことも忘れたくらい呆気にとられてましたよ!
ぴん太ママはピンチにすぐに体が動くタイプで何度も助けてもらっていますから、もしいたら「こら〜っ!」というぴん太ママの一喝でトンビはタケノコを落としたかもしれません(笑)
しかし・・・あのぴんパパが一言も言葉を発しませんでしたです(^^;)
by ルディパパ (2018-11-15 12:44)
>レオさん
こちらこそはじめまして!コメントありがとうございます(^^)
新潟でもトンビは奪うんですね!Σ(゚д゚lll)
こちらではそういう話をあまり聞かないんです。トンビはたくさんいるんですが。観光地は市内中心部でトンビがいないし、郊外は弁当を食べるようなところもあまりないからかもしれません(^^;)
by ルディパパ (2018-11-15 12:48)
犬用のおもちゃをくわえていった、ってことですね?
小型犬は無理ですよねえ‥
手に持っているハンバーガーを持っていかれた、という話は聞いたことがあります。人を怖がっては全然いないんじゃ‥^^;
by sana (2018-11-16 01:20)
>sanaさん
人を怖がってるようには見えませんでした(^^;)
そのうち食べ物を狙ってくるかもなので気を付けます!
by ルディパパ (2018-11-16 19:32)