叱り方
犬の躾は難しい。
犬それぞれの性格も違うし、躾かたも一概には語れないと思うのです。
しかし、やはり他人に迷惑はかけてはならない。
時には厳しく叱ることも飼い主の務めです。
厳しく叱るということ・・・年々ルディを叱ることは減っていますが、時に叱らなければならない時、可哀想で仕方がないという思いが強くなっています。
先日かばたで、またルディが少年に吠えてしまい・・・夏の前にも似たようなことがあり、今回は心を鬼にして厳しく叱りました。
効果はあったように思っていますが。
ルディは数年前まで散歩での吠えとパニックが酷く、その時はパニックからの交通事故が命にかかわることなので厳しく叱っていたのに、その時のように叱ることはなくなっていた。
正直甘くなっていたと反省したのです。
その時、カイクラパパの一言が強く心に響きました。
「カイザーも、厳しく叱っていたよ」
今でこそ、おっとりしていて癒しキャラでもあるかいざーくん。
実は若い時はやんちゃで、誤飲や脱走もしたりして、気性も荒かったのだという。
心に響いた一言をいただいた後日、カイクラパパにどのように叱っていたのか聞いてみたのです。参考とする為に!カイクラ家、もちろん暴力は振るっていません。
いわく、
「カイザーが小便を漏らすくらいに叱った」
と、言うので、
「どのように?」
と、聞いたら、
「滅茶苦茶に怒って、捕まえて膝の上に乗せて、カイザーの上によだれをぽとぽとと落とす!」
よ、よだれっ!?
身振り手振りの実演で語ってくれたカイクラパパ、その時の形相が凄まじかったので、よだれが出るほどの怒りの形相ってことなのか、と解読しましたが・・・。
「よだれって何の意味が?」
と、更に聞いてみたのです。
いわく、
「これからおまえを食べちゃうぞ〜っ!!」
た、食べちゃうぞ!?
・・・悪いことをしたかいざーくんを叱ったあと、最後の罰として食べてしまう・・・。
しかも美味しそうだ、ということなのだ。よだれってそういうことでしょう!?
かいざーくん、食べられる前に何とか許してもらい、生きながらえてきたようです・・・。
カイクラ家はミニピン飼いの先輩。
いつも、かいざーくんもクラリスも行儀がよく、かしこである。
カイクラ家の努力もあってのものなのでしょう。
「食べちゃうぞ〜!」をするかどうかはともかくとして、見習わなければなりません。
”よだれ作戦”!是非お試しあれっ!ルディパパは・・・厳しく叱るということだけ見習わさせていただきます。
しかし、ふと思う・・・。
かいざーくんは、ずっと、
「ぼく、もしかしたらいつかカイクラパパに食べられてしまうかもしれない・・・」
と、思って生きてきたのであろうか・・・。
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2019-10-31 00:39
nice!(106)
コメント(2)
子供のしつけと同じで、心を鬼にしないと中途半端で何の効果もなくなりますね。今の子は叱られ慣れていないです。
by JUNKO (2019-10-31 15:23)
>JUNKOさん
まったくです!叱らない親がい多いですからね…。
褒めて伸ばす、だけではダメな時もあると思います!
by ルディパパ (2019-10-31 15:36)