「おいで、一緒に行こう」感想
ピース又吉の「火花」が芥川賞受賞。う~ん、ルディパパは純文学は苦手なので読んでないですが最近ちょくちょくダブル受賞があるし、年2回もあるし、出版社の思惑が渦巻いてるし、まぁ、宣伝も兼ねている賞なんだから文学が盛り上がるならうれしいです。
こちらは直木賞作家森絵都さんの二冊。ノンフィクションで、「君と一緒に生きよう」は保護犬と保護した人と里親さん、「おいで、一緒に行こう」は東日本大震災後に福島の避難勧告地区に取り残されたペット達とレスキューしている人達の話。雑種「カイ」の話はルディパパ、生まれて初めて本で涙が出ました。
両方読了しての感想は母性ってすごいなぁの一言に尽きます。保護犬関連はそれこそネットでブログなどを読んだ方がリアルタイムだし、たくさんの犬や保護活動をしていることが知れます。しかし、この2冊は彼女たち(出てくるのは女の人ばかり)が何故保護活動を始めたのか、という事が丁寧に書かれています。
読みやすいですし、おススメの二冊です!
ルディは台風が近付いてきて、時折突風が吹くので警戒態勢に入ってます。
今日は散歩に行けなかったけどやんちゃは少しマシかな~。
「おいで、一緒に行こう」の方は取り残された犬、猫達がかわいそうなんですが、レスキューの人が語る場面で・・・。
震災四ヶ月後、レスキューを始めた頃より動物達の死体が目立ち始め、生きている犬達もガリガリ、そんな状態の時に目の前を凄い勢いでミニチュア・ピンシャーが駆け抜けて行き、「あの子は当面保護しなくても大丈夫かも」と思うエピソードがあり、思わずニヤリとしてしまったルディパパでした。
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