”それ”は出てきた!
前回記事に多くのコメントをいただき感謝すると共に、ちょっと終わり方が唐突だったこと、書き方が下手でルディのお腹にまだ”それ”があるかのような誤解を与えてご心配をおかけしてしまったこと、申し訳ありません・・・のルディパパです。
前回の続きです。
ルディは注射により3回吐き、その度に獣医先生とルディママが必死に探しましたが吐物の中に”それ”はありませんでした。
ルディママによると、注射で吐かすこと、見ていてかなり辛かったそうです。
ルディパパは、誤飲→注射→出ない→手術だと思っていたので、連絡を受けて絶望的な気持ちになりましたが、手術の前に内視鏡で胃の中を見て、異物確認、場合によっては摘出できるらしいのです。
”それ”はレントゲンには写りにくく、内視鏡で確認してからの開腹手術。内視鏡で摘出できる可能性は極めて低く、8〜9割開腹手術になる、と・・・。そして、大きさから腸で詰まる恐れ大でうんPで出る可能性もない(因みに”それ”は、柴犬やゴールデンならうんPで出る可能性があるそうです。ミニピンの腸は小指ほどなのだとか・・・)。もはや開腹手術を覚悟する他道はありません。
更に・・・!何と内視鏡はルディかかりつけ病院にはない!ルディ家地方の他動物病院にもない(多分)!
紹介状を書いてもらい、連絡もしてもらってルディ家地方から車で約40分の近江八幡市の病院へ行くことになりました。
うぅ・・・どういうことだ!ルディ家在住の市の方が近江八幡市より人口も多いのに!そういうことも全然知りませんでした。
ルディママはルディと共に一旦家に帰り、もしかして飲み込んでなくて”それ”が落ちていないかルディママは必死に探したのですが、やはり落ちてはいませんでした。
とにかく、ルディパパも会社を早退してルディを近江八幡市の病院に連れて行くことにしました。
しかし、大雪・・・!
この近江八幡への病院行きの道中話は次回書かせてもらいます・・・。
大雪の影響で2時間半かかりました・・・。車中でルディママは反省して何度も謝り・・・。
特にルディパパにというよりルディに謝っていました。
「ゴメン、ゴメン、ルディ!」
と何度も・・・。
今回のルディは1分1秒を争う、というわけではありませんでしたが、もし緊急の場合・・・更に大雪の場合・・・考えただけでゾッとします。地方都市の悲しさ・・・これは人間にも言えることなんですが。
何とか到着したら予想以上に大きい病院!
獣医先生が数人いる本科的な病院でした。院長(?)はルディパパより若い、ロザンの宇治原のような雰囲気の先生で、外科専門の感じのいい人でした。
しかし、その宇治原先生でも、
「開腹手術になる可能性が高い」
ということで同意書を書きました。
「内視鏡で取れればいいのですが。ナイロン部分が胃液で少し溶けたりするので、胃壁についてしまって取れない場合が多いです。取れなければそのまま開腹手術に移ります」
手術の場合、3日間の入院が必要とのことでした。
ルディは去勢手術で1泊入院した時から極度にルディパパ・ママがいなくなると不安がるようになりましたし(留守番は大丈夫です)、この際手術よりも入院させることを避けたかったのが正直な気持ちです。
まずルディに全身麻酔なのですが、麻酔前の安定剤投与後に先生が
「普通はもう薄く寝るのですが・・・」
ルディ、寝るどころかエリカラも全力拒否でルディパパがルディをしっかり抱っこで固定して麻酔薬注入。この時点でもルディは凄まじい抵抗・・・。それがまたルディパパ、ママの悲しみを増幅させました。
何とか全身麻酔に成功してルディの力が抜け始め、ルディパパが宇治原先生にルディを預けた時、ルディは最後の力を振り絞って宇治原先生に吠えて・・・胸が張り裂けそうでした。
預けた後、ルディはアッと言う間に人形のように、いや、死んでしまったかのようになって連れていかれて、ルディママは両手を合わせて、
「どうか内視鏡で出できますように・・・」
と祈っていました。
ルディが連れて行かれてすぐに、
「見学しますか?」と聞かれてルディママは
「はい!」
と即答してガラス越しに見学することができました。
写真・・・撮っても良かったのかもしれませんが、撮ってません。
ルディママはガラス越しに張り付いて見てました。ルディパパは正直あまり見てませんでした。怖かったからです。内視鏡で取れないところを見るのが怖かった・・・。
しかし、数分後・・・!
「取れた!取れた!」
とルディママが叫び、見事に内視鏡で”それ”は取り出されたのです!
処置室を出てきた笑顔の宇治原先生にルディパパとルディママは何度もお礼を言いました。近年これほど嬉しかったことは他にありません。
ルディと一緒に帰れる・・・!こんな素晴らしいことがあるでしょうか!
ルディは全身麻酔をしたので4時間後にお迎えということになりました。
ルディパパとルディママは近江八幡市で時間を潰し、17時に再び病院へ!
ルディは元気でしたが、ケージを開けてもらって、
「ルディ!おいで!」
と呼び掛けてもなかなか出てこず・・・。
無理やり抱っこしました。
またトラウマになって人間不信になったのか!?と不安になりましたが、まだ少しボ〜っとしていたようで、次第に元のルディに戻りました。
血液検査などもして6万9200円!ここからペット保険分50%があって、半額の支払いです。
何はともあれ、最悪の事態は逃れた・・・!最悪の中の幸運!地獄から天国へ!
後はルディパパ、ルディママ、ルディで自宅へ帰るのみ!
しかし、一時期小康状態となっていた降雪は再び勢いを増していました。未曾有の大雪(33年振り)への序章です。更に人々の帰宅時間帯と被るため、家に着くには時間がかかるだろうとは予想していました。
が、まさかあんなことになるとは・・・!
この時笑顔で病院を出たルディパパ、ルディママは予想だにしていなかったのです。
” ルディ家の1番長い日”はまだ終わっていませんでした。
この日の話、まだ続きます・・・!
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前回の続きです。
ルディは注射により3回吐き、その度に獣医先生とルディママが必死に探しましたが吐物の中に”それ”はありませんでした。
ルディママによると、注射で吐かすこと、見ていてかなり辛かったそうです。
ルディパパは、誤飲→注射→出ない→手術だと思っていたので、連絡を受けて絶望的な気持ちになりましたが、手術の前に内視鏡で胃の中を見て、異物確認、場合によっては摘出できるらしいのです。
”それ”はレントゲンには写りにくく、内視鏡で確認してからの開腹手術。内視鏡で摘出できる可能性は極めて低く、8〜9割開腹手術になる、と・・・。そして、大きさから腸で詰まる恐れ大でうんPで出る可能性もない(因みに”それ”は、柴犬やゴールデンならうんPで出る可能性があるそうです。ミニピンの腸は小指ほどなのだとか・・・)。もはや開腹手術を覚悟する他道はありません。
更に・・・!何と内視鏡はルディかかりつけ病院にはない!ルディ家地方の他動物病院にもない(多分)!
紹介状を書いてもらい、連絡もしてもらってルディ家地方から車で約40分の近江八幡市の病院へ行くことになりました。
うぅ・・・どういうことだ!ルディ家在住の市の方が近江八幡市より人口も多いのに!そういうことも全然知りませんでした。
ルディママはルディと共に一旦家に帰り、もしかして飲み込んでなくて”それ”が落ちていないかルディママは必死に探したのですが、やはり落ちてはいませんでした。
とにかく、ルディパパも会社を早退してルディを近江八幡市の病院に連れて行くことにしました。
しかし、大雪・・・!
この近江八幡への病院行きの道中話は次回書かせてもらいます・・・。
大雪の影響で2時間半かかりました・・・。車中でルディママは反省して何度も謝り・・・。
特にルディパパにというよりルディに謝っていました。
「ゴメン、ゴメン、ルディ!」
と何度も・・・。
今回のルディは1分1秒を争う、というわけではありませんでしたが、もし緊急の場合・・・更に大雪の場合・・・考えただけでゾッとします。地方都市の悲しさ・・・これは人間にも言えることなんですが。
何とか到着したら予想以上に大きい病院!
獣医先生が数人いる本科的な病院でした。院長(?)はルディパパより若い、ロザンの宇治原のような雰囲気の先生で、外科専門の感じのいい人でした。
しかし、その宇治原先生でも、
「開腹手術になる可能性が高い」
ということで同意書を書きました。
「内視鏡で取れればいいのですが。ナイロン部分が胃液で少し溶けたりするので、胃壁についてしまって取れない場合が多いです。取れなければそのまま開腹手術に移ります」
手術の場合、3日間の入院が必要とのことでした。
ルディは去勢手術で1泊入院した時から極度にルディパパ・ママがいなくなると不安がるようになりましたし(留守番は大丈夫です)、この際手術よりも入院させることを避けたかったのが正直な気持ちです。
まずルディに全身麻酔なのですが、麻酔前の安定剤投与後に先生が
「普通はもう薄く寝るのですが・・・」
ルディ、寝るどころかエリカラも全力拒否でルディパパがルディをしっかり抱っこで固定して麻酔薬注入。この時点でもルディは凄まじい抵抗・・・。それがまたルディパパ、ママの悲しみを増幅させました。
何とか全身麻酔に成功してルディの力が抜け始め、ルディパパが宇治原先生にルディを預けた時、ルディは最後の力を振り絞って宇治原先生に吠えて・・・胸が張り裂けそうでした。
預けた後、ルディはアッと言う間に人形のように、いや、死んでしまったかのようになって連れていかれて、ルディママは両手を合わせて、
「どうか内視鏡で出できますように・・・」
と祈っていました。
ルディが連れて行かれてすぐに、
「見学しますか?」と聞かれてルディママは
「はい!」
と即答してガラス越しに見学することができました。
写真・・・撮っても良かったのかもしれませんが、撮ってません。
ルディママはガラス越しに張り付いて見てました。ルディパパは正直あまり見てませんでした。怖かったからです。内視鏡で取れないところを見るのが怖かった・・・。
しかし、数分後・・・!
「取れた!取れた!」
とルディママが叫び、見事に内視鏡で”それ”は取り出されたのです!
処置室を出てきた笑顔の宇治原先生にルディパパとルディママは何度もお礼を言いました。近年これほど嬉しかったことは他にありません。
ルディと一緒に帰れる・・・!こんな素晴らしいことがあるでしょうか!
ルディは全身麻酔をしたので4時間後にお迎えということになりました。
ルディパパとルディママは近江八幡市で時間を潰し、17時に再び病院へ!
ルディは元気でしたが、ケージを開けてもらって、
「ルディ!おいで!」
と呼び掛けてもなかなか出てこず・・・。
無理やり抱っこしました。
またトラウマになって人間不信になったのか!?と不安になりましたが、まだ少しボ〜っとしていたようで、次第に元のルディに戻りました。
血液検査などもして6万9200円!ここからペット保険分50%があって、半額の支払いです。
何はともあれ、最悪の事態は逃れた・・・!最悪の中の幸運!地獄から天国へ!
後はルディパパ、ルディママ、ルディで自宅へ帰るのみ!
しかし、一時期小康状態となっていた降雪は再び勢いを増していました。未曾有の大雪(33年振り)への序章です。更に人々の帰宅時間帯と被るため、家に着くには時間がかかるだろうとは予想していました。
が、まさかあんなことになるとは・・・!
この時笑顔で病院を出たルディパパ、ルディママは予想だにしていなかったのです。
” ルディ家の1番長い日”はまだ終わっていませんでした。
この日の話、まだ続きます・・・!
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