捕らわれの身
人は非現実的な光景を見ると、忘れられないのです・・・歳をとって記憶力が薄れてきて物忘れが多くなっても、非現実的な光景は記憶の壺の下に沈んでいくらしく、壺から溢れ出ないから忘れないのであろう・・・と分析するルディパパです。
3週間ほど前でしょうか・・・仕事帰りにコンビニに寄って非現実的な光景を目の当たりにしました。
ルディパパはその時、コンビニ前駐車場に車を停めて車を降りたのです。ちょうどコンビニ出入り口のすぐ側でした。
車から降りて車のドアを閉めて・・・それくらいの僅かな時間。
ルディパパの右前方からジャンパーを羽織った屈強な男がばーっ!と早足でやってきて、「ん?」と思ったらもう1人・・・更に1人。
と、同時にルディパパの左前方のコンビニ出入り口から男が1人出てきました。
ジャンパーのポケットに手を突っ込んでコンビニ袋をぶら下げていた男はアッという間に3人の男に囲まれました。
3人の男のうちの1人がコンビニから出てきた男の前に仁王立ちして、、
「分かってるな?」
と言い、別の2人に両脇からガシッと掴まれた男は観念したようにうなだれながらコンビニの端っこに停めてあった覆面車両であろうエルグランドに積まれました。
男は警察に捕まったのであろう・・・。
”捕われの身”となった男。
思えば一瞬の出来事でした。
「分かってるな?」というセリフがドラマみたいで驚いたけれど、それよりも男がコンビニで買い求めた弁当(多分)はどうなるのであろうか?
「自分で買った弁当を食べなさい」
男は自分で弁当を買ったがために、取り調べ中にカツ丼にありつけないのであろうか?(注 昔のドラマのように取り調べ中にカツ丼は出ないらしいです)
メガネをかけていて、うだつが上がらなさそうだった30代前半くらいの男。
ルディパパ、「ハッ!」としたような顔をしたあと、一瞬でうなだれた男が忘れられないのです・・・。
ルディ家地方、水曜日から木曜日にかけて台風並みの暴風。外は風で寒いですが、温度は高いので家の中は暖かい。
なのに、ルディは相変わらずヒーター犬。
3月に入って温度が上がるとルディ家は夜はストーブを稼動しなくなります。
床暖房とガスファンヒーターのみの稼働。両方とも設定温度は最低です。
ガスファンヒーターは真冬でも常に設定温度は最低です。ヒーターの設定温度を上げると温風がゴーっ!と出てくるので音を怖がったりして犬はヒーターから遠ざかる、とも聞きますが、ルディの場合は温風をものともせず居座り続けるので、ルディを迎えてからずっと最低設定です。
ストーブと併用の時は渋々我慢のルディですが、ストーブを稼動しない今の時期、ガスファンヒーター最低設定だけでは物足りないらしく、ヒーターガード内に入ってしまう時があります。
3歳ともなるとやんちゃや元気は健在ですが、聞き分けは良いので軽く注意したら出てきます。
しかし、笑える、ということもあってあまり怒らないので隙を見てちょくちょく入るんですよね。
ルディを捕まえて檻の中に入れたのではありませんよっ!
ルディパパやルディママが見ていない隙を突いて自分で入っているのです。
100均のガードが”しなる”んです。
ルディはガードとヒーターの間に自分の顔さえ入れば押し開けるように入れてしまう。
”しなる”故に、入ったあとはヒーターガードは元通りになり、「どうやって入った?」状態。
しかも、ルディはこれまでの経験上すぐに出されてしまうことと、ガード内が狭いこともあってか、見つかるまで立ってるんです。
まさに暖をとる犬!!
そんなルディを見るたびに、ルディパパはあの時の”男”を思い出すのです・・・。
”捕らわれの身”となったあの男を・・・。
ちなみに、”捕まった野犬”や”馬小屋”も連想しますです・・・。
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3週間ほど前でしょうか・・・仕事帰りにコンビニに寄って非現実的な光景を目の当たりにしました。
ルディパパはその時、コンビニ前駐車場に車を停めて車を降りたのです。ちょうどコンビニ出入り口のすぐ側でした。
車から降りて車のドアを閉めて・・・それくらいの僅かな時間。
ルディパパの右前方からジャンパーを羽織った屈強な男がばーっ!と早足でやってきて、「ん?」と思ったらもう1人・・・更に1人。
と、同時にルディパパの左前方のコンビニ出入り口から男が1人出てきました。
ジャンパーのポケットに手を突っ込んでコンビニ袋をぶら下げていた男はアッという間に3人の男に囲まれました。
3人の男のうちの1人がコンビニから出てきた男の前に仁王立ちして、、
「分かってるな?」
と言い、別の2人に両脇からガシッと掴まれた男は観念したようにうなだれながらコンビニの端っこに停めてあった覆面車両であろうエルグランドに積まれました。
男は警察に捕まったのであろう・・・。
”捕われの身”となった男。
思えば一瞬の出来事でした。
「分かってるな?」というセリフがドラマみたいで驚いたけれど、それよりも男がコンビニで買い求めた弁当(多分)はどうなるのであろうか?
「自分で買った弁当を食べなさい」
男は自分で弁当を買ったがために、取り調べ中にカツ丼にありつけないのであろうか?(注 昔のドラマのように取り調べ中にカツ丼は出ないらしいです)
メガネをかけていて、うだつが上がらなさそうだった30代前半くらいの男。
ルディパパ、「ハッ!」としたような顔をしたあと、一瞬でうなだれた男が忘れられないのです・・・。
ルディ家地方、水曜日から木曜日にかけて台風並みの暴風。外は風で寒いですが、温度は高いので家の中は暖かい。
なのに、ルディは相変わらずヒーター犬。
3月に入って温度が上がるとルディ家は夜はストーブを稼動しなくなります。
床暖房とガスファンヒーターのみの稼働。両方とも設定温度は最低です。
ガスファンヒーターは真冬でも常に設定温度は最低です。ヒーターの設定温度を上げると温風がゴーっ!と出てくるので音を怖がったりして犬はヒーターから遠ざかる、とも聞きますが、ルディの場合は温風をものともせず居座り続けるので、ルディを迎えてからずっと最低設定です。
ストーブと併用の時は渋々我慢のルディですが、ストーブを稼動しない今の時期、ガスファンヒーター最低設定だけでは物足りないらしく、ヒーターガード内に入ってしまう時があります。
3歳ともなるとやんちゃや元気は健在ですが、聞き分けは良いので軽く注意したら出てきます。
しかし、笑える、ということもあってあまり怒らないので隙を見てちょくちょく入るんですよね。
ルディを捕まえて檻の中に入れたのではありませんよっ!
ルディパパやルディママが見ていない隙を突いて自分で入っているのです。
100均のガードが”しなる”んです。
ルディはガードとヒーターの間に自分の顔さえ入れば押し開けるように入れてしまう。
”しなる”故に、入ったあとはヒーターガードは元通りになり、「どうやって入った?」状態。
しかも、ルディはこれまでの経験上すぐに出されてしまうことと、ガード内が狭いこともあってか、見つかるまで立ってるんです。
まさに暖をとる犬!!
そんなルディを見るたびに、ルディパパはあの時の”男”を思い出すのです・・・。
”捕らわれの身”となったあの男を・・・。
ちなみに、”捕まった野犬”や”馬小屋”も連想しますです・・・。
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