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カイカイ2018夏 [病気・病院]

 最近狩野英孝に親近感を持っているルディパパです。

 彼の起こした不祥事は自分にも覚えありだから・・・ではありませんっ!

 狩野英孝が、番組であることを話しているのを2回ほど見ました。確か「アメトーーク」とAmazonプライム・ビデオの番組だったと思います。

 彼は以前からカイカイに悩まされていて、皮膚科を何度も受診。
 一時的に治ったりはするものの完治せず、それどころかますます酷くなったのでアレルギー検査をする。
 結果、何種類も陽性が出たので、食事から何からアレルギー陽性のものを避けて生活するようになったがカイカイは一向に治らない。
 再び病院に行ったりすることを繰り返し、遂に判明したカイカイの正体は自分の掻く汗に対するアレルギーだったという・・・。

 狩野英孝は芸人なので、「自分の汗にアレルギーって何だよ!」と笑いにしていましたが、これってまさしくルディパパと同じ自己免疫性の皮膚炎だと思うのです。

 ルディパパも一時期かなり酷くて原因が分からず、日常生活に支障をきたすほどになったので検査入院して遂に原因が分かりました。自分の血とか汗とかに反応する皮膚炎です。しかし、「どんな状況になれば反応するかは調べようがない」と皮膚科医師から説明されて、ただ効果的な薬は分かりますから投薬治療でカイカイは改善されて、今では薬の量も減りました。

 アレルギーって難しいのです!激しいアナフィラキシーショックは別にして、ことアレルギー性皮膚炎に関して言えば、アレルギー検査で原因を特定してそれを生活から取り除けば治る・・・そんな簡単なものであれば皮膚科医院に毎日あんなに患者が来ないと思うのです。

 とにかく、珍しい自己免疫性の皮膚炎の同志として狩野英孝に親近感を持った次第です・・・。







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 ルディもカイカイで悩む犬。本犬は悩んでいないかもしれないけれど、痒いことによりストレスはあるはず。

 ミニピンは比較的皮膚病の多い犬種だと思いますが・・・。ルディの皮膚病の症状と程度は、目も当てられないほど酷い症状の犬と比べれば随分ましで、数回カイカイになったけどすぐに治ったような犬と比べれば随分酷い・・・分かりにくいかもしれませんが、皮膚病の犬としては中間よりやや酷い程度と思ってください。

 これから書いている事は備忘録を兼ねていますが、ルディパパの私見もかなり入っていますので、同じような愛犬の皮膚病で悩む飼い主さんはあくまで参考までに・・・。いろんな考え方がありますから。


 ルディは、1年目の夏あたりに膿皮症が出て、それから毎年夏に膿皮症が出ますがこれは軽微で痒がりません。ぷくっと膨れてやがてハゲますので酷くなると痛々しいですが。

 実は1年目から多少痒がっていて、それは膿皮症によるものだと思っていたのですが、今から考えるとアレルギー性皮膚炎だったのだと思います。

 毎年何回か酷く痒がるようになり、夏〜秋と冬に発症します。特に酷いのは夏。ルディは顔(目の周り)、前脚、耳の後ろを痒がり、搔きむしります。そして、年中程度が軽いものも含めてカイカイです。

 特に目の周りは掻くことによりハゲてくるし、赤くなって腫れることもあります。
 ここまで酷くなると病院に駆け込み、ステロイドと抗生剤を処方してもらっていました。

 ステロイドは、例えば3日〜1週間飲ませて、量を半分に減らして更に3日〜1週間飲ませるといった飲ませ方で、最初はそれで治っていました。
 とかくステロイドというものは嫌なイメージがつきものですが、そもそも一時期筋肉もりもりの陸上選手やプロレスラーが使用していたものとは全く別物ですし、悪いものを叩く、という意味では有効な薬だと思います。もちろん使わないにこしたことはないのですが、犬は人間よりもステロイドの副作用は少ないとのことです。

 この投薬治療は、年に2回ほどだったので、それくらいならルディもカイカイが治るしいいだろう、と判断していました。









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 しかし、今年の夏、またカイカイになりステロイドを飲ませましたが、ましにはなるものの、昨年までのようにスッキリとは治らない。

 それで、初めてアポキルを飲ませることになりました。

 アポキルは副作用のほとんどない、犬のアレルギー性皮膚炎の薬です。
 2016年7月に発売された比較的新しい薬。10年以上飲んだ症例がないのは不安な部分もありますが、1年間飲んでも大丈夫という説明に加えて、大量摂取を避ければ・・・と思っています。

 ステロイドと違って免疫力が落ちないため、痛んだ皮膚も早く治りますが、症状によっては服用をやめればすぐにカイカイは元どおりとなります。

 そして高価です。ルディの病院の場合は、2週間分で4000円(税抜き)でした。ステロイドと抗生剤の場合は1週間で1210円です。

 8月24日に飲ませ始めて、2週間経ちました。アポキルが効かなければアレルギー性皮膚炎ではない、ってことなのですが、飲ませた初日から効果抜群でした。









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 8月17日のルディ。目の周りのハゲが酷いです。

 気付いておられる方も多かったかもしれませんが、ルディパパはブログを書いていてルディの写真を載せるのに、ほとんどの記事がそうですがカイカイ記事でない場合は出来るだけルディの目の周りがましに見える写真を選んでいました。

 普段の記事では「ルディくんカイカイ酷いな〜」という心配をかけたくないのと、「ルディパパは気付いているのか!?」という別の心配もかけたくなかったからです。

 鍾乳洞に行った頃はかなり酷かった・・・。









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 目の周りも随分良くなりました。

 カイカイ絶頂期でもルディは元気だったのですが、カイカイがないと・・・ルディはパワフルで動きにキレが戻りました。やはりカイカイはストレスなのでしょう。

 そして、必要以上にカイカイカイカイしている姿は可哀想ですが、カイカイしていない姿は実に快適そう!


 ルディは毎年10月以降カイカイが落ち着く傾向があるので、それまではしばらく飲ませ続けるつもりです。









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 人間もなのですが、例えアレルギー検査で陽性が出たとしても、食物によるアレルギー性皮膚炎は思ったより少ないです。犬はそれ以上に少ない。

 それでも・・・僅かな可能性を消す為に、ルディの手作りご飯に穀物を入れず、フードも穀物未使用のを2ヶ月続けてみたりしました。敢えてシャンプーをしない、ということもやってみました。しかし、カイカイは変わらずでした。

 基本的にルディはずっと同じようなものを食べているのに、カイカイがあるときと全然ない時もあるので食べ物でないことは明白だったのですが・・・。

 やはり、ルディも、ハウスダストやダニ、雑草、埃、洗濯洗剤といったものが原因ではないかと考えています。今年はエアコンを業者に頼んでクリーニングしましたが、完璧にカビを除去できる訳ではないんですよね。

 アレルギー性皮膚炎の犬は歳を重ねる毎にカイカイが酷くなるのが一般的なのだとか。

 ルディがこれ以上酷くなるのは耐えられないのだけど、明らかに昨年より酷くなっていたのは確かです。


 なかなか原因撲滅というのは難しいので、必要以上に悩まず、現状は頼れるところはアポキルに頼り、騙し騙しルディのカイカイと付き合っていくとしよう・・・そんな今年の夏のルディカイカイ状況でした・・・。

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