田んぼドッグラン
火曜日の夕方散歩、少し厚着していったにも関わらず寒かったという・・・五月も後半に入っているというのに寒い日があったりしてたまらないルディパパです。
それなのに週末は30℃を超えるという予報・・・これもたまらない。
昨年後半からルディの散歩テリトリーが急激に広がり、休日なんかは特にあちこち歩き回っています。
交通量の多い道が多いルディ家周辺ですが、ルディの警備対象である自宅周辺を除けばそこそこ落ち着いた散歩ができるようになってきたのでどんどん進出しているのです。
億劫に感じることも多かった散歩ですが、「今日はこっちに行ってみよう」「今日はあそこまで行ってみよう」と少しばかり楽しみになったりしています。
そんな感じで日曜日、てくてく歩いていて、ふと思い立ちあるところに行ってみました。
そんなに遠くはないのに行っていなかったあの場所に。
ここは、ルディパパが少年の頃は田んぼだった。
それが今は、住宅と畑に変わっていた。
この場所に少年ルディパパは秋から春にかけて2年ほどの間、小学校から帰ってくると一目散に向かっていたのです。コロンと共に。
少年ルディパパは、当時2〜3歳だった雑種犬コロンの凄まじいパワーでの散歩に辟易としていたのですが、友達から「犬を田んぼで遊ばせている」と聞いて行ってみたのが始まりでした。
友達の犬はこれも雑種犬でクロという名前の文字通り黒い犬でしたがスピッツの血が入っていたのかモフモフ犬でした。
コロンはやや短毛の雑種犬でしたが、2匹とも年齢性別(牡犬です)が一緒な上に平均的な柴犬より少し大きいくらいという体格も似通っていました。
この田んぼドッグランで少年ルディパパは衝撃を受けました。犬って、こんなに楽しそうに、いきいきとするものなのかと。
コロンとクロは相性が良かったのか仲良くなり、田んぼに解き放つと2匹で走り、じゃれ合い、それはもう楽しそうだったのです。
少年野球などはしていなかった少年ルディパパは、コロンと共に毎日田んぼに通うようになり、コロンとクロは毎日のように追いかけっこをして遊んでいました。
収穫の終わった田んぼは広く、当時そのような概念は全くありませんでしたが、まさにドッグランでした。
その友達とは特別仲が良い訳ではなかったのですが、田んぼドッグランにより毎日のように遊ぶようになりました。
田んぼは道より低く、犬達が逃げることもなく、すぐ側は線路で時折列車が走る。
少年ルディパパと友達はボールを投げたり犬達と一緒に追いかけっこをしたり、疲れたらポテトチップスを食べたりファンタを飲んだりして、もちろん当時は知識不足でポテトチップスをコロンやクロと一緒に食べたりもしていました。
何よりもコロンとクロが楽しそうで、それが一番の喜びでした。
夕方になり、走る列車の車内から灯りが漏れ始めたら家に帰る頃合いです。
コロンも田んぼドッグランの時期にはいつも以上に少年ルディパパが帰宅するのを喜びました。
今と違って元気だった少年ルディパパ、コロンと共に毎日走って田んぼドッグランに向かったものでした。
ルディを迎えてドッグランへ行くようになり、走るルディや仲間たちを見て、田んぼドッグランを思い出しました。あの時のコロンとクロを。
ルディパパは、少年の頃から犬が走る姿が大好きだった。
少年ルディパパが中学生となり、クロと友達とも疎遠となり、部活などもあって田んぼドッグランへ行くことはなくなりました。
さぞコロンは行きたかったことであろう・・・。
忙しき青春の中学生時代は散歩に行くくらいしかコロンと過ごすことはなくなりました。今思えばかわいそうなことです。
そのうち、クロがフィラリアで死んだと聞きました。
高校生になると部活はすぐにやめてしまったので毎日夜の8〜9時頃から散歩に行き、神社で1時間ほどコロンを解き放って走らせたり遊んだりするようになりました。
かなりのバカ犬・コロンでしたが、この頃になると逃げてどこかへ行ってしまうということもなくなっていたのです。
思えば、青春時代、嫌なことがあったりしてもコロンの存在でかなり救われていたと思います。
普段は散歩を億劫に思っているのに、嫌なことがあると進んで散歩に行く。そして散歩中にじっくり考える。どうしようもなく嫌な、悲しい事があると神社の境内でコロンにしがみついて泣いたようなこともあったと記憶しています。
放ったらかしにして遊びに行ったりしているのに・・・コロンは一緒にいる時大喜びで、何よりルディパパを好きでいてくれていました。
親兄弟とは違った有り難さ・・・犬は人に寄り添ってくれます。コロンがそれを教えてくれました。
都合のいい時だけ寄り添ってもらうのではなく、コロンも満たしてやらなければ!
それに気付いて高校生の時は夜頑張って長く散歩に行くようなったことだけでも今は良かったと思っています。
コロンよ、田んぼドッグラン、狭い畑になっちゃったよ。これじゃあ走れないな。
いつか、天国かどこかでルディとコロンが一緒に走っているのを見れる日が来ると信じている。
きっと、相性は合うと思うんだ。
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それなのに週末は30℃を超えるという予報・・・これもたまらない。
昨年後半からルディの散歩テリトリーが急激に広がり、休日なんかは特にあちこち歩き回っています。
交通量の多い道が多いルディ家周辺ですが、ルディの警備対象である自宅周辺を除けばそこそこ落ち着いた散歩ができるようになってきたのでどんどん進出しているのです。
億劫に感じることも多かった散歩ですが、「今日はこっちに行ってみよう」「今日はあそこまで行ってみよう」と少しばかり楽しみになったりしています。
そんな感じで日曜日、てくてく歩いていて、ふと思い立ちあるところに行ってみました。
そんなに遠くはないのに行っていなかったあの場所に。
ここは、ルディパパが少年の頃は田んぼだった。
それが今は、住宅と畑に変わっていた。
この場所に少年ルディパパは秋から春にかけて2年ほどの間、小学校から帰ってくると一目散に向かっていたのです。コロンと共に。
少年ルディパパは、当時2〜3歳だった雑種犬コロンの凄まじいパワーでの散歩に辟易としていたのですが、友達から「犬を田んぼで遊ばせている」と聞いて行ってみたのが始まりでした。
友達の犬はこれも雑種犬でクロという名前の文字通り黒い犬でしたがスピッツの血が入っていたのかモフモフ犬でした。
コロンはやや短毛の雑種犬でしたが、2匹とも年齢性別(牡犬です)が一緒な上に平均的な柴犬より少し大きいくらいという体格も似通っていました。
この田んぼドッグランで少年ルディパパは衝撃を受けました。犬って、こんなに楽しそうに、いきいきとするものなのかと。
コロンとクロは相性が良かったのか仲良くなり、田んぼに解き放つと2匹で走り、じゃれ合い、それはもう楽しそうだったのです。
少年野球などはしていなかった少年ルディパパは、コロンと共に毎日田んぼに通うようになり、コロンとクロは毎日のように追いかけっこをして遊んでいました。
収穫の終わった田んぼは広く、当時そのような概念は全くありませんでしたが、まさにドッグランでした。
その友達とは特別仲が良い訳ではなかったのですが、田んぼドッグランにより毎日のように遊ぶようになりました。
田んぼは道より低く、犬達が逃げることもなく、すぐ側は線路で時折列車が走る。
少年ルディパパと友達はボールを投げたり犬達と一緒に追いかけっこをしたり、疲れたらポテトチップスを食べたりファンタを飲んだりして、もちろん当時は知識不足でポテトチップスをコロンやクロと一緒に食べたりもしていました。
何よりもコロンとクロが楽しそうで、それが一番の喜びでした。
夕方になり、走る列車の車内から灯りが漏れ始めたら家に帰る頃合いです。
コロンも田んぼドッグランの時期にはいつも以上に少年ルディパパが帰宅するのを喜びました。
今と違って元気だった少年ルディパパ、コロンと共に毎日走って田んぼドッグランに向かったものでした。
ルディを迎えてドッグランへ行くようになり、走るルディや仲間たちを見て、田んぼドッグランを思い出しました。あの時のコロンとクロを。
ルディパパは、少年の頃から犬が走る姿が大好きだった。
少年ルディパパが中学生となり、クロと友達とも疎遠となり、部活などもあって田んぼドッグランへ行くことはなくなりました。
さぞコロンは行きたかったことであろう・・・。
忙しき青春の中学生時代は散歩に行くくらいしかコロンと過ごすことはなくなりました。今思えばかわいそうなことです。
そのうち、クロがフィラリアで死んだと聞きました。
高校生になると部活はすぐにやめてしまったので毎日夜の8〜9時頃から散歩に行き、神社で1時間ほどコロンを解き放って走らせたり遊んだりするようになりました。
かなりのバカ犬・コロンでしたが、この頃になると逃げてどこかへ行ってしまうということもなくなっていたのです。
思えば、青春時代、嫌なことがあったりしてもコロンの存在でかなり救われていたと思います。
普段は散歩を億劫に思っているのに、嫌なことがあると進んで散歩に行く。そして散歩中にじっくり考える。どうしようもなく嫌な、悲しい事があると神社の境内でコロンにしがみついて泣いたようなこともあったと記憶しています。
放ったらかしにして遊びに行ったりしているのに・・・コロンは一緒にいる時大喜びで、何よりルディパパを好きでいてくれていました。
親兄弟とは違った有り難さ・・・犬は人に寄り添ってくれます。コロンがそれを教えてくれました。
都合のいい時だけ寄り添ってもらうのではなく、コロンも満たしてやらなければ!
それに気付いて高校生の時は夜頑張って長く散歩に行くようなったことだけでも今は良かったと思っています。
コロンよ、田んぼドッグラン、狭い畑になっちゃったよ。これじゃあ走れないな。
いつか、天国かどこかでルディとコロンが一緒に走っているのを見れる日が来ると信じている。
きっと、相性は合うと思うんだ。
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